8月の連休に入る前にもうクリアケースの中に明細表が入れられており、8/18には振り込まれていました。(8/20が日曜な為)
今月の連休明けにやっとデザインの一新された作業着を受け取って、多少快適に過ごせています。
それでも帰り際にはもう汗でビタビタになるので、食事よりもお風呂を優先。
新しいデザインの気に入っている所は上着にボタン式で引っ掛ける箇所がありますので、そこに帽子を。後は冬の作業着に比べるとかなり軽い所です。
8月に振り込まれた給与額
明細額は以下のようになってます。
先月に比べると稼働日が21日と1日分少なく、残業も31.45時間と13時間程少なくなっています。
総支給の合計が320349円。そこから控除された金額が54811円になり、差し引きで手取り額が265538円になりました。控除額は先月とあまり変わらない額です。
明細の詳細ですが支給額から
- 基準内賃金支給額 202650
- 時間外勤務手当 50848
- 深夜作業手当 21251
- 交代勤務手当 45600
- 支給金合計 320349
控除明細
- 雇用保険料 961
- 健康保険料 7651
- 厚生年金保険料 21818
- 所得税 7930
- 社宅寮光熱費 7000
- 介護保険料 1320
- 食事代 8131
- 控除金合計 54811
やはり残業代が先月と比べると2万円ほど少なくなっていますので、その穴は大きいです。それでも十分満足しています。面白いのは食事代が先月と比べても24円しか違わないところでしょうか。先月は丑の日にウナギを食べて700いくらかしたはずなんですけど・・・
デンソーの連休(デンソーカレンダー)
デンソーの連休はデンソーカレンダーというものがあって決まってます。これです。
これは生産部門のカレンダーになります。8月は12日~20日まで9連休でした。(20日は休日出勤したので私は8連休)
10月は7,8,9日の3連休もあるようです。
この裏がフレックスタイム制という勤務形態で働いている方達のカレンダーになるのですが昔 自動車の設計をやっていた時はこのフレックスタイム制という勤務形態でした。
コアタイムというものがあり、午前10時~午後15時までは会社で勤務を必ずしていなければいけません。例えば、午前10時に出勤して午前中は2時間、昼食を挟んで午後13時~19時まで働けば6時間労働で併せて1日の勤務時間が8時間になればOKでした。19時になんて帰れませんでしたけどね。午前様が当たり前でした。
ホワイトカラーと言われる頭脳労働はこのように働く時間に裁量を持たせている企業が多くなってはいます。ブルーカラーという肉体労働者がキッチリと時間の合った出勤が求められるのは、一緒に働いて生産効率を上げる必要がありますので、この辺は致し方ないです。
ホワイトカラーであったが、激務の為にキッチリ時間管理されているブルーカラーに流れてくる人もいれば、ブルーカラーだったが、資格を取得してホワイトカラー職に就く人もいるでしょう。私がそうでしたので。
期間工 → 自動車の設計 → 自営業 → 期間工
私のザックリした職歴ですが、どの様な働き方でも一長一短あるものですので、人間関係が難しかったり肉体的精神的に健康を損なうようであれば自分に見合った職を目指すのでが一番です。無理をされて過重労働の上に自殺だとか、過労死などあまりに悲惨すぎます。
私は雇用契約の更新(期間延長)はしませんでした。ここデンソーが終わったぐらいに期間工スパイラルから抜けるための手段を記事として投稿しようと思っていますので、どうぞ参考にされてみて下さい。
高橋まつりさんが亡くなられて2年・・・
この記事をリライトしている今日、電通で働かれていた高橋まつりさんが自殺を遂げてから今日で2年目のクリスマスです。あの時はかなりショッキングなニュースとして報道されていました。
お母さまの幸美さんが今年も手記を発表されています。風化させたくない思いがありますので一部を引用させて頂きます。
娘の「まつり」がいない、2度目のクリスマスです。毎朝目覚める時に、まつりが生きている世界に戻っているのではないかと、いまだに淡い期待を抱き続けています。
ちいさい頃から人生を自分の選択で懸命に生きたまつり。最後も最善の選択をしてくれると信じ切っていました。まつりの尊厳を守れるのは私しかいない。まつりの後を追うことは許されない。必死の2年間でした。
まつりの死によって、不夜城といわれた電通のあかりは22時に消えることになり、会社は「労働環境の改革を2年でやり遂げる」と再び宣言しました。
今年10月、電通は労働基準法違反により、刑事裁判で罰金50万円の有罪判決を受けました。人のいのちがうしなわれているのに責任があまりにも軽すぎます。判決時に労基法違反による過失致死として、罰則を強化してほしいと訴えました。
安倍首相が働き方改革を必ず成し遂げ、平日の残業の上限規制を1か月100時間未満にすると約束されましたが、過労死ラインを超える長時間労働を認めることになり、たいへん疑問が残ります。ヨーロッパ諸国のように、11時間の勤務間隔をあける勤務間インターバルの義務付けこそが必要だと思います。労働時間規制の例外の拡大は絶対にあってはなりません。眠らないで生きられる人間などこの世にいるはずないからです。
私も父と弟を亡くしているのでこういう思いに捕らわれることがよくあります。生きている時の記憶が夢に出てくるのです。
広告会社は体育会系と言われる所以がこの時のニュースでよく分かりましたが、あまりにも酷い上司だった印象が残っています。メディアの過剰な印象操作があったにせよこの上司達って業務上過失致死傷とかに問われないんですかね?罰金50万で終わりなの?ウソでしょ。
私の体験ですが6ヶ月程、毎月100時間を超える勤務をやったことがあります。午前0~1時頃帰宅して、酒を流し込んで2時に寝る。翌日は早朝に会議が入っているので8時には出社していました。
ヤバいと感じ出したのは階段を昇る際に心臓がキューと締め付けられるように痛みが走る時でした。多分これが進むと心臓発作で過労死です。
救いだったのは私の周りの上司達はみんな人格者でしたし、私自身が深刻に思いつめるような人間ではありませんでした。
ただこの経験則から分かりましたが月100時間も非常に危険だということです。
長年不規則な労働や長時間労働をしていたためかとうとう身体がサインを出し始め眠れない体質になりました。数年前からフルニトラゼパムという強力な睡眠薬とその他3錠の薬を服用して就寝しています。
高橋さんのサインが感じられる2週間前からのツイートです。
10月13日「休日返上で作った資料をボロくそに言われたもう体も心もズタズタだ」
14日「眠りたい以外の感情を失った」
21日「もう4時だ 体が震えるよ…しぬ もう無理そう。つかれた」
11月3日「生きているために働いているのか、働くために生きているのが分からなくなってからが人生」
5日「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい」
10日「毎日次の日が来るのが怖くてねられない」
12日「がんばれると思ってたのに予想外に早く潰れてしまって自己嫌悪だな」
18日「毎朝起きたくない?」「失踪したくない?」
12月9日「はたらきたくない1日の睡眠時間2時間はレベル高すぎる」
17日「死ぬ前に送る遺書メールのCC(同時送信)に誰を入れるのがベストな布陣かを考えてた」
20日「男性上司から女子力がないと言われるの、笑いを取るためのいじりだとしても限界である」「鬱だ」
12月25日 最後のツイート「仕事も人生も、とてもつらい。今までありがとう」
私は4時間の睡眠で心臓が締め付けられるように痛くなってやばかった。過労死というやつです。2時間とかあり得ない。runaway(逃避行)するレベルかな。
軽率に仕事辞めたらと言うとそれは最善の方法ではないかもしれませんし非難を浴びるかもしれませんが、あまりに日本の社会は仕事が全てと偏重思考になっていてかつ他人にもその風土を強要する土壌が出来上がってしまっています。
体力だけでなくメンタルもやられると近視眼的な視野狭窄に陥ってしまうのもこういう事例の特徴なんですが、是非彼女にはこんな会社(というか上司から離れて)辞めて別の会社で活躍して欲しかった。
世界はもっと広いんだよー。ということを知って欲しかった。
今日は高橋まつりさんのご冥福をお祈り申し上げます。