期間工の夜勤はツライ!?お金を取るか健康や寿命を取るか

期間工の夜勤と聞くと、どうしても体力的にツラそうなイメージがつきまといます。

おまけに生活のリズムがきちんと整えられるかも不安です。

一方で昼勤よりも効率よく稼ぐことができるという、待遇の良さで心惹かれる部分もあります。期間工の夜勤とは具体的にどんな勤務体制で、どのようなスケジュールになるのでしょうか?

また、待遇の他に夜勤で働くメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?

働く時間帯

多くの工場のラインは機械を効率的に稼働させるために、24時間休むことなく動かし続ける場合が多く、昼勤だけでなく、夜勤をしてくれる就労者が必要となってきます。

夜勤と聞くだけでツラそうとか、身体を壊しそうのようなネガティブなイメージもありますが、期間工の夜勤とはどのような勤務体制なのかを具体的に見てみましょう。

まず、夜勤の中でも勤務体制は2パターンあります。

1つ目の勤務体制は、交代勤務です。交代勤務の中でも、多くは2交代制もしくは3交代制に分かれています。

2交代制の勤務時間は、昼勤は7:00~19:00、夜勤が19:00~7:00のような時間帯で、1回の勤務時間が引継ぎも含め12時間半ずつとなっている所が多いようです。直近で働いたデンソーではE勤というシフト体制で、昼勤は8:40~17:15まで夜勤は19:55~4:45まで最大で2時間30分の残業がありました。ですので昼勤だと終わるのが19:45で反対班と顔を合わせていました。

車両完成工場は時間帯をずらして朝早くから始業しているメーカーも多いです。トヨタを例にすると昼勤1直は6:25〜15:05、2直は16:00〜翌0:40となっており深夜勤務時間帯を少なくすることで人件費の削減を行っています。この場合、昼勤は残業が難しいため計画台数通り生産が行われないと、車がユーザーに届くまで遅延が発生します。

また、3交代制の場合は、早番は6:30~14:30、遅番が14:30~22:30、そして夜勤が22:30~6:30のような形で、1回の勤務時間は8時間ほどとなります。

2交代制の方が勤務時間が長いため、3交代制よりも休みは多めとなります。2交代制でも3交代制でも体調管理を考慮して、大体1週間ごとに時間帯が入れ替わるシステムになっています。休みのある週末に次の体制へ移行する調整を行うためです。

もう1つの勤務体制は夜勤専属型という働き方です。この場合契約期間内はずっと夜勤となるため、前述の夜勤のみの勤務を行う形です。もちろん週末に調整を行う必要はありません。

生活のリズム

夜勤で就労するうえで気になるのが生活のリズムです。

夜勤明けは早朝になり、そこから家でくつろいだり用事を済ませたりなどの後睡眠という流れが一般的です。平日の日中に時間があるというのは昼間に仕事をしているとほぼあり得ないため、大変魅力的です。

夜にしか自由時間が無いとできることは限られますが、平日の昼間に時間があると、できることの選択肢が増えます。趣味の時間に費やしたり、スポーツをしたり、考えただけでも楽しそうです。

しかし、その後に長い夜勤が待っているため、昼間の睡眠がとても重要になってきます。明るいうちに色々やりたい気持ちは分かりますが、昼間の睡眠時間の確保が、その後の勤務の質や、体調管理に大きく影響します。

夜勤を始めたばかりだと、日中明るい時間に眠ること自体が慣れないため、きちんと睡眠を取ることが難しいこともありますが、夜しっかり働いた分、昼間に十分睡眠を取って、身体を休めてください。

また、夜勤専属であれば割と生活のリズムが整えやすいのですが、交代制の夜勤の場合は大体1週間で勤務時間が変わるため、専属型よりも生活のリズムが崩れやすくなります。

しかし少々大変だとしても、たまには平日の夜に飲みに行きたい、土日に家族のはずせない用事がある場合など、1週間ごとに勤務体制が変わる方が色々な予定を入れやすいというメリットもあります。

それぞれのライフスタイルに合わせて、同じ夜勤といっても、働き方によって随分と異なってくるため、よく検討して選択することをおすすめします。

夜勤のメリット

夜勤のメリットは何といっても、給与面での優遇だと言えるでしょう。

労働基準法の定めにより、深夜(22:00~5:00)の勤務は25パーセントの深夜手当が必須となっています。また、もし専属型ではなく、交代勤務の場合、交代勤務手当がつく場合があります。

期間工として就労する理由は様々ありますが、とにかく短期間でできるだけ多く稼ぎたいという人が多いようです。そんな人たちにとって、夜勤は本当に魅力的です。

ただし、時給が高いということは、厳しい条件やデメリットもあるという意味です。体力面で心配がある人は、契約期間内を満了できるかどうかを必ず考えましょう。

給与面の他にも夜勤のメリットはいくつかあります。それはやはり、平日の日中にたっぷり時間が取れることです。

人の少ない平日の午前中や昼間であれば、割安料金で、ストレスなく趣味やショッピング、レジャーが楽しめます。趣味に没頭したい人や、家族がいる人にとって、平日の昼間に十分な時間が取れるということは夜勤ならではのメリットです。

また、夜勤勤務は工場勤務の環境においても恵まれていることがあります。昼間に比べ人が少なく、落ち着いた環境で黙々と仕事をこなすことができます。

期間限定で、お金を稼ぐことに集中したい人には夜勤はこの上ない勤務体制です。

夜勤のデメリット

工場なので昼勤とあまり大差ないのかもしれませんが、日光に当たる時間帯が極端に減ります。日光は紫外線の悪影響などもありますが、以下3点において健康の維持に関する内容があります。

  • 体内時計のリセット。
  • ビタミンDの活性化。骨や歯の栄養素。
  • セロトニンの分泌。心の安定。

デンソーの班長にも言われましたが、夜勤は命削ってやってるものと受け入れの際、教えてもらいました。

長い事、勤めている方だったので、先達が引退してどれぐらいの寿命であったかよく存じ上げていたからこそ出た言葉なのかもしれません。

人間、日が昇って働いて食事して寝るという生活を数万年前から行っています。産業革命以降、夜もがむしゃらに働くというスタイルが定着したのはここ数百年です。すぐに適応出来るわけがありません。

お金のために命が削れる選択をしなければならないのが夜勤です。期間工以外にも看護師や介護、警備やコンビニだの色んな職種で夜働かれている方々がいらっしゃいますが、生活の糧を多く得るために夜も働かなきゃいけないって大変ですよね。

私はこんなこともあまり考えることなく、若い頃、そして40代になっても身を投じてきましたが、そろそろ終わりにしたいと思っています。

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